ドイツ駐在が決まったら、まず気になるのが ビザと滞在許可の手続き です。
日本国籍者の場合、短期滞在(90日以内)であればビザは不要ですが、駐在は長期滞在にあたるため、必ず滞在許可(Aufenthaltserlaubnis)の取得が必要 になります。
ドイツ駐在のビザ・滞在許可の流れ(日本国籍者の場合)
入国前
入国後
- 90日以内に、現地の外国人局(Ausländerbehörde)で滞在許可(Aufenthaltserlaubnis)を申請
- 就労や家族帯同などの目的に応じて必要書類が異なる
- 就労目的の場合:滞在許可を取得することで就労が認められる(ただし当局判断で制限の可能性もあり)
👉 日本国籍者は「入国前にナショナルビザを取得してから入国」でも、「ビザなしで入国して90日以内に滞在許可を申請」でもどちらも可能です。
渡航前に準備しておく書類一覧
1. パスポート
- 有効期限が十分残っているか確認(最低でも1年以上あると安心)
- 家族帯同の場合は全員分をチェック
2. 戸籍謄本(家族帯同がある場合)
- 婚姻関係や子供の出生を証明するために必要
- 戸籍謄本+ドイツ語翻訳+アポスティーユ が必須
- 原本は複数通、コピーも用意
3. 証明写真
- 滞在許可、住民登録、銀行口座開設などで多用
- 渡航前に10枚以上準備しておくと安心
4. 雇用契約書・派遣辞令
- 滞在許可申請時に必須
- 会社からの派遣証明として必ず持参

みっちー
私は持っていなかったので
入国審査の時、イカツイ姉ちゃんに提出求められたときは脂汗でました。
笑顔で乗り切りました!笑
5. 海外健康保険証明書
- 滞在許可申請で提示を求められる場合あり
- 会社が手配してくれることも多いので確認
👉書くと長くなるので、保険偏で詳しく解説します!
6. 子供の予防接種証明(帯同する場合)
- 母子手帳の記録をもとに英語またはドイツ語訳を用意
- 幼稚園・学校・医療機関で提示を求められるケースが多い

さかきー
渡独時、子供が生後5か月だったのでドイツでも予防接種を打ちました。
日本で何を打ったか分かるように医師に伝えると良いですよ。
詳しくは予防接種偏でお伝えしますね!
渡航前の注意ポイント
- アポスティーユは必須:取得に時間がかかるので早めに準備
- 翻訳は認定翻訳を依頼:自己翻訳は不可
- 書類はコピーを複数用意:滞在許可、銀行、学校などで繰り返し使用
まとめ
- 日本国籍者は短期滞在ならビザ不要だが、駐在=長期滞在なので滞在許可が必須
- 入国前にナショナルビザを取得する方法と、ビザなしで入国して90日以内に滞在許可申請する方法の 2つのルート がある
- 渡航前に揃えるべきは、戸籍謄本+翻訳+アポスティーユ、雇用契約書、保険証明、証明写真
これらを揃えておけば、渡航後の滞在許可申請がスムーズに進み、安心してドイツ生活をスタートできます。
それでは!✋
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