ドイツの病院のかかり方完全ガイド|駐在・子連れ・ファミリー向け【実体験】

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ドイツに駐在・帯同が決まったとき、生活面で多くの人が不安に感じるのが
「病院ってどうやって行くの?」という問題ではないでしょうか。

特に小さな子どもがいる家庭では、

  • 熱が出たらどこに行くのか
  • 夜や休日はどうするのか
  • 言葉が通じなくても大丈夫か

など、不安は尽きません。

この記事では、デュッセルドルフで実際に子育てをしながら生活してきた我が家の体験をもとに、
ドイツの病院のかかり方をファミリー向けに分かりやすくまとめます。


ドイツの医療の基本構造

ドイツでは日本と違い、Hausarzt(ハウスアルツト)=かかりつけ医を起点とする医療制度が基本です。

  • まずはHausarztに行く
  • 必要に応じて専門医(耳鼻科・皮膚科・整形外科など)へ紹介される

という流れになります。

子どもについては、Hausarztとは別に**Kinderarzt(小児科)**があり、
健康診断・予防接種・日常的な病気は基本的にここに通います。

駐在員やその家族は、多くの場合、

  • ドイツの公的保険(Gesetzlich)
  • もしくは会社経由のプライベート保険

に加入しており、通常の診察では窓口で現金を払うことはありません。

後日郵送で請求書が送られてきます。


我が家がお世話になった小児科(日本語通訳あり)

我が家はデュッセルドルフ滞在中、日本語通訳さんがいる小児科に通っていました。

Arzum Hiller 小児科
Niederkasseler Str. 55, 40547 Düsseldorf

デュッセルドルフ在住の日本人ファミリーの間では比較的知られている小児科で、
日本語通訳さんが在籍している時間帯があるのが大きな特徴です。

ドイツ語や英語に不安がある中での子どもの受診は精神的な負担が大きいですが、
ここでは症状や不安を日本語で伝えられるため、安心感がまったく違いました。

ご近所の方にはぜひおすすめです!!


どんなことで通っていたか

我が家は主に以下の目的で通院していました。

  • 定期健康診断(U検診)
  • 予防接種
  • 2歳児検診
  • かぜ・咳・鼻水などの体調不良

診察はとても丁寧で、

  • 子どもの様子をよく観察する
  • 親の話をしっかり聞く
  • すぐに強い薬を出さない
  • 必要な場合は検査や専門医に紹介

というスタイルでした。

日本と比べると「様子を見ましょう」という判断も多いですが、
その分、状態や基準をしっかり説明してくれる印象でした。


ドイツの子どもの健康診断(U検診)

ドイツにはU検診(U-Untersuchung)という年齢別健康診断制度があります。

身長・体重・発達・運動・言語・視力などを定期的にチェックします。

我が家が印象に残っているポイントは、

  • 日本の1歳半検診に相当するものは基本的にない
  • 年齢ごとのU検診でまとめて発達確認を行う
  • 「U-Heft」と呼ばれる黄色い検診手帳がある

という点です。

2歳児検診では、身体だけでなく、反応・動き・言葉なども含めて丁寧に見てもらえました。


予防接種・病気のときの対応

予防接種では、

  • どんなワクチンか
  • 副反応の可能性
  • 当日接種してよい状態か

を説明したうえで進めてくれました。

かぜや咳などで受診したときも、

  • 今すぐ薬が必要か
  • 家で様子を見る場合の目安
  • 何日続いたら再受診か

を具体的に伝えてくれるので、帰宅後の判断がしやすかったです。


予約方法と当日の流れ

多くの病院は完全予約制です。

  • 電話予約
  • Web予約(Doctolib / Jameda など)

が一般的です。

当日は、

  1. 受付で名前を伝える
  2. 保険証(Krankenkassenkarte)を提出
  3. 待合室で待機
  4. 診察
  5. 処方箋を受け取り薬局へ

という流れになります。

ドイツでは病院で薬はもらえず、処方箋を持ってApotheke(薬局)に行くのが基本です。

家から一番近いApothekeを事前に把握しておくと便利ですよ☺


電話対応の印象

この小児科は電話対応がとても丁寧で、

  • 予約相談
  • 症状説明
  • 受診した方がよいかの判断

なども親切に対応してもらえました。

「困ったらまず電話できる場所がある」というのは、海外で子育てをするうえで本当に大きな安心材料です。


大人も“かかりつけ医”を探しておくべき

子どもは小児科がありますが、大人は意外と「どこに行けばいいか分からない」状態になりがちです。

我が家も、風邪などをひいた際に慌てかけた経験があります。

そのため、元気なうちに、

  • 自宅近くのHausarztを探す
  • 英語対応可か確認
  • 住所・電話番号を保存

しておくことを強くおすすめします。


夜間・休日・緊急時の対応

  • 命に関わる緊急時:112
  • 救急外来:Notaufnahme
  • 夜間・休日の医療相談:116117

子どもの高熱や強い痛みなど、「判断に迷うとき」は116117に電話すると、状況に応じて受診先を案内してくれます。


駐在ファミリー向けチェックリスト

ドイツ到着後、早めにやっておくと安心なこと:

  • 小児科を決める
  • Hausarztを決める
  • 保険証を常に持つ
  • 緊急番号(112 / 116117)を登録
  • 病院の住所・電話番号を家族で共有

まとめ

ドイツの病院は日本と仕組みが違うため、最初は戸惑います。
しかし、一度流れを知ってしまえば、過度に不安になる必要はありません。

特にファミリー帯同の場合は、

👉 「子どもの小児科」
👉 「大人のHausarzt」

この2つを早めに確保しておくだけで、生活の安心度は大きく変わります。

この記事が、これからドイツで生活を始めるご家族の不安を少しでも減らせたら嬉しいです。

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