
みっちー
駐在準備は長いマラソンのように感じますが、最初の「渡航決定〜3か月前」にやることが、その後のスムーズさを大きく左右します。
ここでは私自身の体験をもとに、実際に困ったこと・注意すべきこと を細かくまとめました。
1. パスポートの有効期限確認は最初にやる
- 残存5年以上あれば安心。更新できる条件もあるので、まず期限をチェック。
- 私の場合、残り1年以上あったため日本で更新できず、今年ドイツで更新することにしました。
現地での更新は予約・手続きがすごく混んでいるし、家族の誰かが現地で更新すると滞在許可証が全員更新となりかなり手間なので日本でできるならやっておくべき です。 - 家族全員分を忘れずに確認すること。
2. ビザ/滞在許可に必要な書類準備
- 駐在=長期滞在なので、最終的に滞在許可(Aufenthaltserlaubnis)が必要。
- 会社が揃えてくれる書類もありますが、自分で動かないと揃わない書類(戸籍謄本など)も多い。
- 翻訳+アポスティーユ(公印確認)が必要になるのが厄介ポイント。外務省や翻訳者とのやり取りに時間がかかります。
- 注意点:翻訳は認定翻訳者に依頼しないと受理されません。
3. 戸籍謄本・証明書関係は役所が平日限定
- 家族帯同の滞在許可申請に必須。
- 戸籍謄本を取れば「婚姻証明」「出生証明」の役割も兼ねます。
- 役所は平日昼間しか開いていないので、仕事と並行する人は計画的に。
- 翻訳・アポスティーユを経由すると最低でも1〜2週間はかかるので、渡航3か月前に動き出してもギリギリになることがあります。
4. 海外引越し業者の手配は早めに

みっちー妻
引越し業者探しから始まり、荷物を送る最後の日まで本当に過酷でした。
我が家は荷物の量がほんとにすごかったので、渡航までの大変作業ベスト3に入りました。
ある程度先に船便で送ると渡航後困りません。我が家は船便を現地で4か月くらい待ったので大変でした。
- 船便(到着まで2〜3か月)、航空便(2週間程度)、手荷物の3つに分けて計画。
- 特に3月・夏は繁忙期で、予約がすぐ埋まる。見積もり依頼は早めにしておいた方が安心。
- 注意点:荷物の量が変わると費用も大きく変わるので、一度荷物を仮にまとめてリスト化しておくのがおすすめ。
- 日本通運・クロネコヤマト・サカイ引越センター 個人的にはここら辺が無難かと思います。
5. ペットの渡航準備は想像以上に大変

たかみー
- マイクロチップ装着、狂犬病ワクチン接種、輸出検疫の書類準備が必須。
- 特にドイツは動物輸入規定が細かいので、準備が遅れると出国できない。
- 正直に言うと、私にとっては「愛犬の書類準備が一番大変」でした。人間の書類よりも何倍も時間がかかった気がします。
- 渡航当日、書類が1枚でも不足していたら「ペットは飛行機に乗れない=渡航不可」。つまり ペットのパスポートがないのと同じ。
- 頑張って必要書類揃えたら輸出検査(出発10日以内)とそれを受けるための予約が必要です。
我が家は検査のために念のため前泊しました。渡航日に検査するのは絶対おすすめしません!
まとめ|最初の3か月が勝負
- パスポート確認 → 書類準備 → 引越し業者 → ペット手続き、すべて早めに動かないと間に合わない
- 特に 役所系(戸籍謄本、翻訳、アポスティーユ)とペット関連 は想像以上に時間がかかる
- 渡航決定直後から手をつけておくことで、その後の準備がずっと楽になる
👉 次回は「渡航1か月前〜直前にやることリスト」をまとめます。
それでは!✋
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